クレジットカードとデビットカードは、利用金額や利用シーンにおいてうまく使いわけがされていることがわかりました。クレジットカードは、ポイント付与だけでなく決済での利便性が理解されています。一方、デビットカードはATMから現金を引き出しせずに利用できることと審査なしで利用できる点が高く評価されて、利用されているみたいです。
最近は、現金、クレジットカード、電子マネー、デビットカードを活用したさまざま決済が増えてきています。そのなかでもデビッドカードは今もっとも関心が高い決済方法として注目をあびています。
株式会社ジャパンネット銀行が2014年2月28日〜3月3日にネットショッピング利用経験のある全国18〜69歳の男女600名を対象にショッピングの決済方法の意識調査を実施していましたので、ご紹介させていただきます。
このページの目次
クレジットカード保有者
商品代金の支払方法
店頭での支払い
クレジットカード保有者が店頭で商品の代金を支払うとき、5,000円以下の支払いは半数以上の人がクレジットカード以外を利用するみたいです。
ネットショッピング
クレジットカード保有者がネットショッピングをするとき、商品代金にかかわらず60%以上の方がクレジットカードを利用するみたいです。「コンビニ払い」「代引き」「ネットバンキング支払い」も金額にかかわらず一定の割合で利用される傾向があります。
クレジットカード利用の利点
クレジットカード保有者が「とても便利だと感じる」と回答した項目のベスト3は以下の通りです。
- ポイント・マイレージがたまる(52.3%)
- 公共料金の支払いができる(42.7%)
- 現金の持ち歩きが不要(40.3%)
クレジットカードの不満・不安点
クレジットカード利用者が「とても不便または不安を感じる」と回答した項目のベスト3は以下の通りです。
- 年会費がかかる(44.0%)
- カード情報漏洩などセキュリティの問題(28.7%)
- お店によって使えないところがある(20.3%)
クレジットカード未保有者
クレジットカード未保有の理由
クレジット未保有者がクレジットカードを保有しない理由のベスト3は以下の通りです。
- 使いすぎる心配があるから(42.3%)
- カード情報漏洩などのセキュリティの問題が心配だから(29.7%)
- カード審査が不安だから(26.3%)
クレジットカード保有者と未保有者の差
ネットショッピングで購入する商品の質問において、「旅行予約」と「チケット」の購入においてクレジットカード保有者と未保有者で顕著な回答差が発生しています。その背景には、クレジットカード払いが条件になっている商品であることが推測できます。
デビットカード
デビットカード認知率
デビットカードの「サービス内容・利点まで理解している」と回答した人は、「Visaデビット」13.0%、「J-Debit」8.7%という低い認知率になっています。クレジットカード保有・未保有者によるデビットカード認知率に差はないみたいです。
デビットカード利用のメリット
デビットカードを利用において、便利だと思う特徴において、回答の多いベスト3は以下の通りとなっています。
- ATMで現金を引き出す手間や、ATM手数料がかからない(75.5%)
- 銀行口座があれば審査不要で利用できる(68.7%)
- 預金残高範囲での利用のため、使い過ぎの心配がない(67.5%)
以上が、クレジットカードとデビットカードの支払いに関する意識比較です。