2014年8月28日〜9月2日に独身の男女2,412人にインターネットを活用して、株式会社マネーフォワード社がお金に関する調査を行っています。独身貴族と呼ばれる可処分所得の高い人たちのお金事情について、興味深い結果だったためご紹介させていただきます。
独身男女の結婚への願望
年代別の結婚願望
男女ともに、年代が上昇すると結婚願望は薄くなる傾向にあります。
結婚歴別の結婚願望
男性は、結婚歴に関係なく結婚に対して消極的にならないようですが、女性は、一度離婚を経験すると結婚に対して消極的になる傾向がありそうです。
独身男女の恋人状況
男性は、年齢に関係なく30〜40%程度の人に恋人がいる状況です。女性は、20代で60%を超えていますが、40代で40%弱となり年代の上昇とともに減少する傾向です。
恋人探しに努力していることは、次の結果です。恋人探しに対して、何もしていない人が男女とも約70%います。
男性 | 女性 | |||
---|---|---|---|---|
No.1 | 何もしていない | 67% | 何もしていない | 70% |
No.2 | 友人に紹介してもらう | 12% | 友人に紹介してもらう | 12% |
No.3 | 合コンに参加 | 11% | 合コンに参加 | 10% |
No.4 | SNS を活用 | 7% | 婚活・お見合いパーティに参加 | 7% |
No.5 | 婚活サイトに登録 | 7% | SNS を活用 | 6% |
No.6 | 出会い系サイトに登録 | 6% | 習い事や趣味を始める | 5% |
No.7 | 街コンに参加 | 5% | 街コンに参加 | 5% |
独身男女のデート代
デートの時に食事代を払うのはどちらかを質問した結果です。男性が払うことが一般的である結果となっていますが、男性は「自分が払っている」意識が高く、女性は「割り勘」意識が高いみたいで、少し男女において意識の差があるみたいです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
男性が支払う | 68% | 48% |
割り勘 | 29% | 45% |
その他 | 3% | 7% |
「結婚相手にデート代は毎月いくら払えるか」という質問に対して、男性は女性の倍近く払うことを可能と回答しています。
- 男性平均金額:24,113円
- 女性平均金額:13,778円
また、恋人に対して自分が多く払うようにしている理由のベスト5は以下の通りでした。
- 何となく
- 自分の方が稼いでいるから
- 自分の方が年上だから
- 相手に喜んで欲しいから
- 習慣化してしまったから
結婚相手に求める年収
男性の半数は女性の年収にこだわりをもっていませんが、女性の70%以上は男性の年収にこだわりを持っています。女性が男性に求める年収の平均金額は約640万円という結果になっています。
結婚男女の貯蓄額
男女全体の平均貯蓄額は、578万円となっています。男女別には、男性が646万円、女性が438万円となっており、男性は女性のおよそ1.5倍の貯蓄をもっているという結果になっています。
年代別にみても、男性が女性より貯蓄額が多い傾向はどの世代も同じです。30代以降で、男女の貯蓄差は1.2〜1.3倍という結果になっています。それは、男性のほうが女性より収入が多く、女性のほうが消費が多いという推測ができそうです。