普通預金の金利を比較!10倍以上違うケースもありました

普通預金の金利を比較してみました。普通預金の金利に大きな差があるとは思わないかもしれませんが、銀行によって大きく違うことを改めて確認をしました。

金利の差=受取利息の差」になるので、金利差が大きいと受取利息差も大きいということになります。すぐにできる資産運用なので受取利息の多い銀行を選びたいところです。

普通預金の金利一覧(2015年5月3日現在)

  1. 都銀は、0.02%(ウェブ取引の場合、0.025%)と足並みが揃っている状況です。
  2. ネット銀行も基本は都銀と同様の0.02%ですが、グループ証券会社との連携サービスを利用することで、通常の4〜5倍の金利を提供してくれています。
  3. 新形態銀行では、クレジットカード保有が条件になりますが、0.12%(調査対象の中で最高の金利)を提供してくれている銀行があります。また一切条件なしで、0.05%の金利を提供してくれる銀行もあります。とても興味深い金利が並んでいる状況です。
  4. JAバンクは、ホームページを調査したのですが、調査力がたらないのか見つけることができませんでした。どなたか知っている方がいらしゃいましたら情報をください。よろしくお願いいたします。
銀行名商品名金利
都銀三菱東京UFJ普通預金0.02%
普通預金(カブドットコム支店)0.025%
三井住友普通預金0.02%
みずほ普通預金0.02%
りそなりそな普通預金0.02%
TIMO普通預金0.025%
ネット銀行住信SBIネット円普通預金0.02%
SBIハイブリッド預金0.08%
ソニー円普通預金0.02%
楽天普通預金0.02%
普通預金(マネーブリッジ)0.1%
普通預金(楽天カード利用)0.04%
じぶん円普通預金0.02%
ジャパンネット普通預金0.03〜0.05%
新形態新生パワーフレックス円普通預金0.01〜0.03%
パワー預金0.01〜0.07%
イオン普通預金0.02%
普通預金(イオンカードセレクト)0.12%
セブン普通預金0.05%
その他JA普通貯金不明
ゆうちょ通常貯金0.03%

普通預金金利の高い3つの銀行

上記金利一覧の通り、普通預金の金利が10倍以上違う場合もあることをご確認いただけたと思います。

普通預金の金利が定期預金に近い銀行は、次の3行となります。

  1. イオン銀行(イオンカードセレクト(クレジットカード)保有が条件)
  2. 楽天銀行(マネーブリッジ(楽天証券との連携サービス))
  3. 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金(SBI証券との連携サービス))

クレジットカード保有や証券会社との連携を検討してみてはいかがでしょうか。

受取利息の回数について

普通預金利息の受取回数は、年に2回が通常だと思います。

年間に受取る利息の回数は、多いほど有利です。

住信SBIネット銀行は、毎月利息を支払っていただけるので、受け取った利息に対しても毎月利息をつけていただけます。つまり、時間の経過とともにその利息が雪だるまのように増えていきます。利息が利息を生んでいるようなもので、これを「複利」といいます。

アインシュタインが「人類最大の発明は複利である」といっているように、資産運用においては、とても重要なことになっています。

最後に

各銀行の商品サービスは、普通預金の金利ですべてが決定するものではありません。みなさまのライフスタイルに応じた口座利用を総合的に判断して、一番有利な銀行を探してみてはいかがでしょうか。

次のような比較もしていますので、参考にしてみてください。

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