外貨定期預金の金利の比較と預入れ時に注意すること

外貨定期預金の金利を比較してみました。外貨預金の金利を円定期預金の金利と比較すると魅力的な金利が並んでることが多いです。今回は、魅力ある金利の外貨定期預金預入れ時の注意点もあわせてご紹介させていただきます。

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外貨定期預金預入れ時に注意する２つのこと

仮に、$10,000を1$=120円で120万円で購入したとします。為替相場に変化がなく1$=120円ならば、120万円の価値のままで変化はありません。

1$=130円（円安）になると130万円の価値となり、価値が10万円上がりとても嬉しくなりますが、1$=110円（円高）になると110万円の価値となり、価値が10万円も下がって泣いてしまいます。

為替相場の変動による影響をうけるため、円定期預金のように元本が保証されている商品ではなく、外貨定期預金は元本が保証されないリスク型商品であることを理解してください。

円で外貨（例：ドル・ユーロ等）を購入するとき、為替手数料が発生します。また、購入した外貨を円に戻すとき、為替手数料がまた発生します。つまり、為替手数料が往復で発生することを理解してください。

為替手数料は、銀行によって大きく違います。各銀行の米ドルの為替手数料を比較してみました。一番高い銀行と一番安い銀行を比較すると、20倍も違います。

ジャパンネット銀行の為替手数料の安さが光っていますね。

区分	銀行	米ドル為替手数料	往復の為替手数料*1	手数料と同額の年金利*2
都銀	三菱東京UFJ	25銭	4,158円	0.42%
	三井住友	50銭	8,299円	0.83%
	みずほ	100銭	16,529円	1.66%
	りそな	100銭	16,529円	1.66%
ネット銀行	住信SBIネット	9銭	1,499円	0.15%
	ソニー	8〜15銭	1,332〜 2,497円	0.14〜 0.25%
	楽天	25銭	4,158円	0.42%
	じぶん	25銭	4,158円	0.42%
	ジャパンネット	5銭	833円	0.09%
新形態	新生	7〜15銭	1,166〜 2,497円	0.12〜 0.25%

（2015/5/13現在）

(*1)100万円を米ドル（1$=120円）購入し、購入した米ドルすべてを1$=120円（価値に変化なし）で円に戻したときに発生する往復の為替手数料合計

(*2)為替手数料合計と同額を利息（税金込）で受取るために必要な年金利

各銀行の定期預金の金利を比較表にしてみました。

区分	銀行	（参考）手数料と同額の年金利	1ヶ月	3ヶ月	6ヶ月	1年
都銀	三菱東京UFJ	0.42%	0.31%	0.31%	0.31%	0.31%
	三井住友	0.83%	0.01%	0.01%	0.01%	0.01%
	みずほ	1.66%	0.03%	0.03%	0.03%	0.03%
	りそな	1.66%	0.01%	0.01%	0.01%	0.01%
ネット銀行	住信SBIネット	0.15%	0.07%	0.07%	0.08%	0.22%
	ソニー	0.14〜 0.25%	0.06%	0.06%	0.06%	0.22%
	楽天	0.42%	2%	0.7%	0.35%	0.2%
	じぶん	0.42%	0.1%	0.15%	0.2%	0.25%
	ジャパンネット	0.09%	0.07〜 0.085%	0.07〜 0.085%	ー	ー
新形態	新生	0.12〜 0.25%	0.01%	0.01〜 0.06%	0.01〜 0.15%	0.3〜 0.35%