ネット銀行のメリット・デメリットを理解して節約

ネット銀行を活用するときのメリットとデメリットをしっかり理解して節約につなげることが大切です。ネット銀行では、店舗や自行のATMを持たずにウェブから取引を行います。そのため、店舗の費用、人件費等が削減可能となり、その費用分を金利、手数料等で優遇をしている銀行が多いです。その優遇を私たちが上手に活用することで節約につながると思います。

ネット銀行5行の特徴

ジャパンネット銀行

  1. 2000年に開業した日本初のネット専業銀行です。
  2. 「ヤフオク!」での落札代金支払いを「かんたん決済」で支払うと、手数料が無料になります。
  3. 外貨預金の為替手数料が安いです。

楽天銀行

  1. 2001 年に「イーバンク銀行」として営業を開始しました。
  2. 楽天スーパーポイントを振込手数料等で使ったり、取引に応じてポイントが貯まります。
  3. 24時間ネットで手続き可能な海外送金サービスがあります。

ソニー銀行

  1. ソニーと三井住友銀行の出資で2002年に営業を開始しました。
  2. ネットで申込み可能な低金利の住宅ローンがあり、繰上げ返済がネットから無料で可能です。
  3. 月額500円からの12通貨購入可能な積み立て外貨預金があります。

住信SBIネット銀行

  1. 2007年に営業を開始しました。
  2. 口座を保有しているだけで、振込手数料が月3回まで無料となります。
  3. 「ハイブリッド預金」というSBI 証券と一体化した定期預金と変わらない利息が受け取れる普通預金商品があります。

じぶん銀行

  1. 三菱東京UFJ銀行とKDDIの出資で2008 年に営業を開始しました。
  2. auの利用者は、回数の制限なしに他行宛振込手数料とATM利用手数料が無料になります。
  3. じぶん銀行間振込において、携帯番号による振込が可能です。

ネット銀行の利用可能なATM

各銀行の利用可能なATMをまとめてみました。

ATM利用手数料等の詳細情報は、「ATM手数料が無料!各銀行の入出金手数料の徹底比較」を参考にしてください。

銀行名セブン
ATM
ローソン
ATM
イーネット
ATM
イオン
ATM
ゆうちょ
ATM
都銀
ATM
ジャパンネット
銀行
×三井住友
楽天銀行三菱東京UFJ
みずほ
ソニー銀行三菱東京UFJ
三井住友
住信SBIネット
銀行
×
じぶん銀行×三菱東京UFJ

ネット銀行の定期預金金利

夏のボーナス前なので、各銀行からキャンペーン優遇金利がでてくると思われますが、2015/5/18現在の定期預金の金利(100万円を1年間預金)を調べてみました。 各銀行において少しずつ差があることがわかります。

定期預金の詳細情報は、「定期預金の金利を徹底比較(2015年5月)10倍以上違うケースも!」を参考にしてください。

銀行名金利
ジャパンネット銀行0.092%
楽天銀行0.13%
ソニー銀行0.09%
住信SBIネット銀行0.08%
じぶん銀行0.10%

最後に

店舗型銀行とネット銀行の一番の違いは、預金通帳と届け出印鑑がないことです。その代わりに、ネット銀行はウェブ上で取引内容が確認ができます。また、セキュリティ面において、各ネット銀行は、ワンタイムパスワードを発行するトークンを無料配布したり安全面を確保すること工夫を積極的に行っています。

ネット銀行を現在利用されている銀行と併用し、それぞれの商品・サービスを賢く使い分けることで節約につなげてみてはいかがでしょうか。

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