エネオスカードでポイントの使い方を知ってガソリン代を上手に節約する方法

エネオスカードでポイントやキャッシュバックの上手な使い方を知って、ガソリン代を上手に節約できる「ENEOSカード」のご紹介をいたします

消費税の増税等で、ガソリン代を少しでも安くしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

日本で一番多いガソリンスタンドは、ENEOSってご存知でしたか。
サービスステーションが11,000箇所あって国内SS店舗数No.1みたいです。

エネオスカードの種類

ENEOSカードは、次の3種類あります。

ENEOS CARD C ENEOS CARD S ENEOS CARD P

エネオス CARD C(キャッシュバック)

ガソリン・軽油が、毎月のカード利用額に応じて最大7円/Lの割引になります。

エネオス CARD S(スタンダード)

年1回のカード利用で年会費が無料になります。ガソリン・軽油は、いつも2円/Lの割引になります。

エネオス CARD P(ポイント)

カード利用で最大3%のポイント還元されます。

エネオスカード3種類の特徴

3種類の各ENEOSカードの「メリットとデメリット」を表にまとめてみました。

メリット

ガソリン・軽油・灯油の割引

 CARD CCARD SCARD P
ガソリン
・軽油
1〜7円割引2円割引なし
灯油1円割引

ポイント制度

 CARD CCARD SCARD P
ENEOS利用
(ガソリン・軽油・灯油)
なしなし1,000円利用ごとに
30ポイント
ENEOS利用
(ガソリン・軽油・灯油以外)
1,000円利用ごとに
20ポイント
加盟店利用1,000円利用ごとに
6ポイント

デメリット

年会費

 CARD CCARD SCARD P
初年度無料無料無料
2年目以降1,350円無料(*)1,350円

*年1回のカード利用(QUICPay・ETC含む)が必要

メリットとデメリットのまとめ

独自の評価基準で、◯×をつけた表を作ってみました。厳密な比較は事項以下で記載させていただきます。

 CARD CCARD SCARD P
ガソリン現金割引×
ポイント還元(ガソリン)××
ポイント還元(ガソリン以外)×
年会費××

エネオスカード3種類の徹底比較

「CARD C」と「CARD S」はどちらがお得?

カード利用月額からの検証

「CARD C」は、カード利用月額に応じてガソリン・軽油の割引が異なります。また、「CARD S」は、カード利用月額に関係なく一律2円/L割引となっています。詳しくは、次表の通りです。

カード月額利用額CARD CCARD S有利
70,000円以上7円/L割引2円/L割引CARD C
50,000円〜69,999円5円/L割引
20,000円〜49,999円4円/L割引
10,000円〜19,999円2円/L割引CARD S
10,000円未満1円/L割引

※「10,000円〜19,999円」の利用額において、割引額が同じですが、「CARD S」は加盟店利用でポイントが発生するため、「CARD S」を有利と判断しました。)

毎月20,000円以上のカードを利用されると「CARD C」を選択することがお得なことがわかります。

年会費を考慮した検証

「CARD C」は、年会費として1,350円が必要ですが、「CARD S」は無料(年1回のカード利用が必要)です。その費用差(1,350円)の恩恵を受けるために必要なガソリン給油量を計算してみました。

CARD CCARD S1,350円分
の給油量
月平均給油量
7円/L割引2円/L割引5円/L270L22.5L
5円/L割引3円/L450L37.5L
4円/L割引2円/L675L56.25L

毎月20,000円以上のカード利用者でも、月平均給油量が22.5L未満の場合は、「CARD S」がお得になります。

「CARD C」と「CARD S」お得判断の早見表(まとめ)

毎月20,000円以上のカード利用と月間平均ガソリン給油量として22.5L以上の条件がそろわないと、「CARD C」の選択は賢明ではありません。

カード月額利用額月給油量
22.5L未満
月給油量
37.5L未満
月給油量
56.25L未満
月給油量
56.25L以上
70,000円以上CARD Sが有利CARD Cが有利
50,000円〜69,999円CARD Sが有利CARD Cが有利
20,000円〜49,999円CARD Sが有利CARD Cが有利
10,000円〜19,999円CARD Sが有利
10,000円未満CARD Sが有利

「CARD P」と「CARD S」はどちらがお得?

年会費だけの検証

「CARD P」は、年会費として1,350円が必要ですが、「CARD S」は年会費は無料(年1回のカード利用が必要)です。

「CARD P」は、ガソリン・軽油の割引がありませんが、ポイント(1,000円の利用で30ポイント)が付与されますが、一方「CARD S」は、ガソリン・軽油割引(2円/Lの固定)がありますが、ガソリン・軽油利用でポイントが付与されません。

「CARD P」に発生する年会費1,350円に相当するポイント(1,350ポイント)をガソリンを給油して獲得しないと、「CARD S」がお得ということになります。

1,350ポイントを獲得するためには、年間45,000円(月平均3,750円)以上のガソリン給油が必要となります。

つまり、月平均3,750円以上のガソリン・軽油給油をしないかぎり、「CARD P」の選択は賢明ではありません。

「CARD P」がお得になる条件の検証

「CARD P」がお得になる条件は、年会費1,350円と「CARD S」に発生する2円/L割引を考慮しないと正しい判断ができません。

  1. 仮にガソリンのリッター単価を150円とします。
  2. 年会費(1,350円)に相当する月額ガソリン給油金額(3,750円)は、給油量にすると25L(3,750円÷150円/L)となります。
  3. 「CARD S」の場合は、25L給油すると50円(25L×2円)が割引になります。(25L給油ならば、「CARD S」のほうが、お得ということになります。)
  4. 「CARD P」が有利になるのは、次の計算から45L給油する必要があります。

計算の考え方
「CARD P」の1,000円で30ポイント付与とは、4.5円/L割引(=30円(ポイント)÷(1,000円÷150円/L))に相当します。50円の差は、20L(=50円÷(4.5-2))に相当します。つまり月間45L(=20L+25L)以上の給油が必要と考えられます。

上記をまとめたのが次の表になります。

ガソリン単価3,750円分
の給油量
「CARD C」
利用時の
2円/L割引額
「CARD P」
が有利になる
給油量
110円34.1L68.2円86.6L以上
120円31.3L62.5円70.4L以上
130円28.8L57.7円59.3L以上
140円26.8L53.6円51.2L以上
150円25L50円45L以上
160円23.4L46.9円40.2L以上
170円22.1L44.1円36.3L以上
180円20.8L41.7円33.1L以上

「CARD P」と「CARD C」はどちらがお得?

年会費だけの検証

どちらも年会費1,350円は発生するため、考慮を省略します。

ポイントとガソリン・軽油割引の検証

CARD P」の「1,000円で30ポイント」と「CARD C」の「ガソリン・軽油割引(=カード月額利用額)」との関係を検証してみました。検証結果は次の表の通りです。

ガソリン単価1,000円で30ポイントをガソリン割引に置換え4円割引
(20,000円〜)
5円割引
(50,000円〜)
7円割引
(70,000円〜)
110円3.3円/L割引CARD C
が有利
120円3.6円/L割引CARD C
が有利
130円3.9円/L割引CARD C
が有利
140円4.2円/L割引CARD P
が有利
CARD C
が有利
150円4.5円/L割引CARD P
が有利
CARD C
が有利
160円4.8円/L割引CARD P
が有利
CARD C
が有利
170円5.1円/L割引CARD P
が有利
CARD C
が有利
180円5.4円/L割引CARD P
が有利
CARD C
が有利

ガソリン単価が130円を下回ると「CARD P」の選択は正解ではありませんね。

最後に

私は、このカードで毎月20,000円の利用ができないので、

「CARD S」と「CARD C」の比較から、「CARD S」を選択

次にこのカードで月間51.2L(ガソリン単価140円と想定)を給油しないため

「CARD S」と「CARD P」の比較から、「CARD S」を選択

ガソリン代節約のために、さっそくENEOSカードの「CARD S」の申込み手続きをする予定です。

ENEOS CARD S

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