ゴールドカードの比較を2015年度現在において、実施してみました。
クレジットカードにおいてゴールドカードと言えば、上質な会員特典を提供する富裕層のためのクレジットカードで、年会費がとても高いイメージをお持ちだと思います。
最近は、その固定概念を覆すような格安のゴールドカードが登場してきています。今回は、年会費が2,000円からの格安ゴールドカードをご紹介させていただきます。
ゴールドカードの年会費ランキング
年会費の安いゴールドカードを次の通り調べてみました。
第1の特徴は、若い人でもゴールドカードが持つことができることです。通常ゴールドカードの入会するための審査条件として、「年齢30歳以上で年収500万円以上」が基準となっていることが多いです。
第2の特徴は、ゴールド仕様のカードフェイスになっていて、ゴールドクラスに準ずるポイント還元率が得られるハイコストパフォーマンスになっていることです。
カード名 | ブランド | 年会費 | 年齢条件 | ポイント 最高還元率 |
---|---|---|---|---|
Premium Gold iD | JCB Master | 1,950円 | 満20歳以上 | 1.05% |
MUFGカード ゴールド | JCB Master VISA | 2,057円(*1) | 満18歳以上 | 0.5% |
MUFGカード・ゴールド・ アメリカン・エキスプレス・カード | AMEX | 2,057円(*1) | 満18歳以上 | 1% |
JCB GOLD EXTAGE | JCB | 3,240円(*1) | 満20歳以上29歳以下 | 2.5% |
NTTグループカードゴールド | Master VISA | 5,400円 | 満18歳以上 | 0.66% |
三井住友VISA プライムゴールドカード | Master VISA | 5,400円(*1) | 満20歳以上29歳以下 | 0.5% |
*1)初年度年会費無料
ゴールドカードの付帯保険状況
年会費が格安のため、付帯保険がついていなかったり、ないに等しい状態ではないかと心配をされるかもしれませんが、次の通り付帯保険につきましてもゴールドクラスに準ずる補償がしっかり付帯されていることを確認できます。
海外旅行をするときには、海外旅行傷害保険に加入すると思いますが、1度の旅行で安くても2,000円程度の保険料が必要となります。それを考慮すると、1回の海外旅行で年会費の元がとれそうな感じです。
カード名 | 海外旅行保険 死亡・後遺障害 | 海外旅行保険 入院・通院 | 海外旅行保険 携行品損害 | 国内旅行保険 死亡・後遺障害 | ショッピング保険 |
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Premium Gold iD | 2,000万円 | 200万円 | 20万円 | 1,000万円 | 100万円 |
MUFGカード ゴールド | 2,000万円 | 200万円 | 100万円 | 2,000万円 | 100万円 |
MUFGカード・ゴールド・ アメリカン・エキスプレス・カード | 2,000万円 | 200万円 | 100万円 | 2,000万円 | 100万円 |
JCB GOLD EXTAGE | 5,000万円 | ー | ー | 5,000万円 | 200万円 |
NTTグループカードゴールド | 5,000万円 | 200万円 | 100万円 | 5,000万円 | 300万円 |
三井住友VISA プライムゴールドカード | 5,000万円 | 300万円 | 50万円 | 5,000万円 | 300万円 |
最後に
格安のゴールドカードは、将来30歳を過ぎた時に、通常のゴールドカードに移行をしてもらいたいためのサービス商品だと思います。
ご紹介した上記のゴールドカードの中には、30歳を迎えることでカード所持資格がなくなるカードも含まれています。
その場合は、ほぼ無審査で通常のゴールドカードへの切り替えができると思います。ただし、年会費が高くなりますので、会員特典とのバランスをよく考えて、ゴールドカードを所持しつづけるかどうかの判断をその時にしてみてください。もちろん、クラシックカード(通常カード)に切り替えるのも賢い選択だと思います。
格安のゴールドカード入会基準は、一般クラスのカードより若干高めに設定されているだけで、将来に銀行系のステータスゴールドを所持したいと思われている現在20代の方には、特におすすめです。
また、上限の年齢制限がないゴールドカードもご紹介していますので、そちらもあわせて検討してみてはいかがでしょうか。
以上が、ゴールドカード比較2015でした。